STAFF BLOG
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ローデンクロスⅡ
投稿日:2017/12/19 16:33
前回に続きローデンクロスでのオーダーをご紹介いたします。
こちらは英W.Bill社のコレクション。ウェイトは同じく520gですがウール80%アルパカ20%と組成が違っており、
豊富な油分で寝かせた状態ではありますがアルパカ混らしい毛足の長さが見て取れます。
伊Moessmerのそれと比べると少しトーンが明るくなっておりますが、世間でローデンとして通りがよいのはこちらの色ではないでしょうか。
今回のオーダーはオーストリアSCHNEIDERS社のローデンコートをデザインソースとしつつ、よりスマートなシルエットに。
弊社のステンカラーパターンを用いて着丈100㎝超のロングコートとして仕立て上がりました。
SatoTailor恵比寿店 須藤
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オリジナルパンツ
投稿日:2017/12/18 16:32
銀座店の神林です。
先週は、大阪にオーダー会ということで出張してきました。
平日にも関わらず、多くのお客様にお会いできとても楽しい会でした。
また、来春にオーダー会などを企画できるよう進めて行きたいと思います。
今回のオーダー会を企画するに当たり、関西地区のご友人、お知り合いをご紹介頂いた方々、
個人のSNSなどでオーダー会をご紹介して頂いた方々、
そして、ご協力頂いた株式会社ドゥ・ワン・ソーイングの皆様には本当に感謝しております。
この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
さて、先月からSATOTAILOR各店で取扱い中のオリジナルパンツ(既製品)ですが、自分用に購入してみました。
私の場合、足(ふくらはぎ)が異常に太く、裾口幅の細い、所謂テーパードシルエットのパンツが苦手でした。
しかし、このパンツの場合、裾口幅が17.5cmを切っていますが、
膝から裾口までのラインが非常に綺麗で、理想に近いシルエットになります。
型紙の奥深さを改めて考えさせられるパンツでした。
サイズによっては品切れも出ております。気になる方はぜひお早目にお試しください。
銀座店 神林
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大胆裏地オーダースーツ
投稿日:2017/12/15 16:30
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CANONICO ブラウンジャケット
投稿日:2017/12/14 11:01
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KING of FLANNEL
投稿日:2017/12/12 10:59
英FOX Brothersのフランネルスーツのご紹介です。
肉厚な生地と太く幅の広いストライプのライン。ともすれば重厚感だけが前に出がちになってしまいますが、
霜降り調のふわりとした起毛感と馴染んで、どことなく優しい印象も見て取ることができます。
ロンドンラウンジと銘打たれた規格外にヘヴィな570g/mのこちらは、残念ながら既に絶版となりましたが、
そこはフランネルの代名詞となって久しい同社。源流たる風格は失われることはありませんでした。
現行スタンダード400g/mのシリーズは軽量化されつつも、肘や膝が抜けてしまうようなことはありません。
クラシカルな雰囲気を保ちつつも、より使い勝手のよい一着がお仕立ていただけます。
是非お手に取ってその価値をお確かめ下さい。
SatoTailor恵比寿店 須藤
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CACCIOPPOLI
投稿日:2017/12/11 10:55
イタリアのナポリからカチョッポリ社のヴィンチェンツォ社長、バイヤーのコシモ氏、輸入総代理店の後藤氏、衣笠氏が来店されました。
銀座店では今年の秋から取扱いが始まったナポリのCACCIOPPOLI社は、
仕立服の聖地ナポリのマーチャントらしいクラシックなコレクション、
トレンド感をうまく加味したハイクラスなマーケットに向けたマーチャントとして、ヨーロッパを中心に世界中で人気があります。
今回は来季の春夏生地のプレゼンテーションにお越しになりました。
スーツはネイビーを中心とした、華やかなコレクション。ウール、モヘア、シルク混など様々なクオリティがあります。
そして圧巻のジャケットコレクション。リネンも様々な品質の物があります。
過去にナポリのオフィスにも訪問させて頂いたこともありますが、
地元のサルトリアが引っ切り無しに仕入れに訪れ、大変な活気に圧倒されました。
生地の品質だけに留まらず、コーディネイト方法まで熱心にアドバイスをして下さり大変、勉強になります。
最後にステキなお土産まで頂き、本当にありがとうございます。
今から、入荷が待ち遠しいですが、春夏の新作の生地コレクションは1月には入荷するそうです。
銀座店 神林
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Dormeuil 「Royal 12」
投稿日:2017/12/08 10:51
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ヘリテージフランネル
投稿日:2017/12/07 14:12
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ローデンクロスⅠ
投稿日:2017/12/05 16:57
伊Moessmerのローデンクロスを用いて、アルスターコートを御注文いただきました。
ローデンクロスとは、目が詰まり獣脂をたっぷりと残した圧縮ウールを天然のアザミで梳きあげた生地を指して言います。
オーストリアの伝統生地として有名ですが、そもそもの由来と目的を辿ればアルプス山脈の厳しい寒さに備えるための物。
同じアルプスの麓、イタリアは南チロルに居を構える同社がこの生地を得意とすることも頷けます。
アウトドアシーンに由来を持つこちらの生地は、同じく起源を寒風吹きすさぶ原野に遡るアルスターコートとの相性は抜群。
特徴的な打ち合いの深さと生地の特性もあり、多少の風雨をものともしない堅牢なコートが仕上がります。
多少くたびれてきた頃により価値と風格を増す。そんな生地ではないでしょうか。
この生地を代表する昏い森のようなグリーンに、定番ネイビー・グレー・ブラック。加えてキャメル・ホワイトと選択肢も豊富です。
冬の装いの候補に加えてみては如何でしょうか。
恵比寿店 須藤
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ウーステッドフランネル
投稿日:2017/12/04 12:06