Loropiana 社の秋冬コレクションを代表するジャケット生地「SILK AIR」は、

ウール、シルク、カシミヤをブレンドしたもので、280gのウェイトが特徴です。

この軽量ながらも表面に起毛を施しており、季節感をしっかりと感じさせる生地です。

濃淡の異なる多彩な色糸を使用し、メランジ調の深みのある色合いのみを展開しています。

起毛した表面とメランジ風の色合いはニットアイテムと非常に相性が良く、

シャツ以外でも様々なインナーとのコーディネートが容易です。

ジャケット　税込み90,200～

銀座店　神林

カノニコの新作バッチが入荷しました。

近年、毎シーズン新しいクオリティを発表しているカノニコ社ですが、同ブランドでは珍しい盛夏向けではないモヘアツイルのスーツ生地を取り扱っています。混率はウール70％、モヘア30％に設定されている「ウール＆モヘア・プルネル」という生地です。

バリエーションは無地で、ブラウン、グリーン、グレー、ネイビーの4色展開のみです。

ウェイトは冬物として平均的な320gですが、生地がしっかりしているため、実際のウェイトよりも重く感じられます。

また、非常に珍しいことに、モヘア混のスーツ生地でありながら伸縮性があります。

私は、気になる生地を見ると試してみたくなる職業病にかかっており、注文せざるを得ない状況です。

秋には親友の結婚式があるようなので、その機会にとグレーの2ピーススーツを仕立てることにしました。

このグレーは非常に珍しい色合いで、独特なパープルがかった濃いグレーで、一般的な名前が見当たらない不思議な色です。

仕上がりがとても楽しみです。

銀座店　神林

ドラッパーズ社が、宝石のオパールからインスピレーションを受けて作成した

OPALIS（オパリス）というフランネルジャケットのコレクション。

パープル、グリーン、ブラウン、ブルー、グレーといった豊富なカラーバリエーションの無地や、

ハウンドトゥース、ガンクラブ、ヘリンボーンなど、全59種類のデザインが展開されています。

私が個人的に選んだのは、ブラウンのハウンドトゥースで、

小さな柄でダークブラウンとブラウンのコントラストが控えめなタイプです。

モデルパターンはネアポリスモデルで作成しました。

ジャケット　税込み￥123,200～

神林

引き続き、カチョッポリの新作ジャケットの生地をご紹介します。

全ての品番はイタリア製で、ウール100％のものは少なめです。

ウールとカシミヤ、ウールとシルク、ウールとシルクとカシミヤのような豪華な混紡が特徴です。

全体を見渡すと、多くのカラーで構成された柄もあり、

ブラウン、ネイビー、グリーンの組み合わせが目立ちます。

これらはイタリア人に特に人気の色使いで、私も非常に気に入っています。

ジャケットでは、単色のネイビーやブラウン、

またはネイビー×ブラウン、ネイビー×グリーン、ブラウン×グリーンのカラーで構成された柄を選ぶことで、

コーディネートするシャツやニット、パンツの色選びが広がり、既存の服との多様なスタイリングが楽しめます。

それぞれのアイテムが「着回しの効く服」となり易くなります。

長くお付き合いのあるお客様に「いつも同じ色を推奨しているね」と指摘されることがありますが、その理由はこうです。

このようなカラーを主に着用することで、時にブラック×ホワイトやグレー×ホワイトのモノトーンコーディネートを試すと

新鮮な印象が際立ち、同時に気分転換にもなります。

銀座店　神林

カチョッポリから新しい秋冬コレクションが到着しました。

今季は、秋冬に適したコットンコレクション、

ウールを主体としたスーツやパンツ用のウーステッド＆フランネルコレクション、

そしてジャケットコレクションがあります。

コットンコレクションには、フランネルのような伸縮性のあるコットン生地や、細畝、中畝、太畝のコーデュロイが含まれています。

ウーステッド＆フランネルコレクションは、84マークのバリエーションで展開され、

多彩な色のカバートクロスや、密な織りと光沢のあるSuper 130’sプラチナムシリーズが特徴です。

これらは、15年以上にわたってカチョッポリが提供している最高品質のスーツ生地です。

フランネルには、290gと325gの2種類のウール＆カシミアフランネルがあります。

さらに、450gのクラシックなロイヤルフランネルも幅広く取り揃えています。

ジャケットコレクションについては、次回ご紹介する予定です。

神林

夏の真っ盛りですが、秋用のジャケットが完成しました。

インボックスプリーツのポケットが少しカジュアルな印象を与えています。

今回はイタリア製の柔らかいウールを使用しましたが、

ツイードやコーデュロイで作成し、さらにエルボーパッチを加えると

更にカジュアルになるかと思います。

銀座店　神林

いつも当店をご利用いただきありがとうございます。

Sato Tailor は下記日程を夏期休業としてお休みをいただきます。

●Sato Tailor銀座店：8/13(火）～8/16(金）

●Sato Tailor横浜馬車道店：8/13(火）～8/18(日）

●Sato Tailor四ツ谷店：8/13(火）～8/18(日）

●Sato Tailor長野店：8/10(土）～8/18(日）

ご不便をおかけいたしますが、引き続きのご愛顧、何卒、よろしくお願いいたします。

Sato Tailor 一同

本日ご紹介するアイテムはMarling＆EvansのWool48％、Linen28％、Silk24％の「LINEFIT」でお仕立ていたしましたジャケットです。

ベージュ×ブラウンの大柄のグレンチェックに、大胆はサックスブルーの太いウインドーペーンがきられています。

インパクトがありクラシカルな雰囲気で、他の人ともかぶりにくく、コーディネートの主役になってくれること間違いなしの１着。

Linen混でありながらウエイト300ｇで厚地なため秋にも活躍してくれること間違いなしのジャケットに仕上がりました。

長きご愛用になってくれれば幸いです。

横浜、みなとみらいでオーダースーツ、オーダージャケット、オーダーパンツ、オーダーシャツをご検討の際は是非、お気軽にご連絡お待ちしております。

Sato Tailor 横浜馬車道店

お客様のご注文されたショートパンツが仕上がりました。

左から、国内産のチノクロスコットン、サヴィル・クリフォードのウール、リネンツイル、そして厚手の国内産リネンを使用しています。

全ての生地は厚みがあり、耐久性に優れています。

サイズについては、通常のパンツよりも細部にわたり慎重にご相談させていただきながら制作しました。

連日の猛暑が続いておりますが、これらのショートパンツが夏の日常着としてお役に立てればと思います。

銀座店　神林

久しぶりに宮城興業のカスタムオーダーで自分用に作成しました。

デザインは過去にもオーダー経験のあるロングウィング。

過去のブログを遡ってみると2014年8月3日に紹介しておりました。

satotailor.com/blog/?s=ロングウィング

10年前に作成した際はパーフォレーション（ウィング部分の切り返し部分などに沿った穴飾り）の穴をレギュラーより大き目に変更し

カジュアル感を強くしております。

前回同様ソールは宮城興業オリジナルのダイナイト風ラバーソールの「タフスタッズソール」です。

10年間一度もオールソール交換をしませんでしたが、かなり履き込んだので革のひび割れもあり、ようやく買い替えです。

タフなアッパーレザーを選びましたのでまた10年は履くと思います。

銀座店　神林