STAFF BLOG

  • Blazer

    投稿日:2018/07/08 13:31

    シルバーボタンのブレザーを御注文いただきました。

    生地はCanonicoの4Plyウール。スラックス・スーツと当店ではすっかり馴染の生地となったこちらは、

    重厚な質感でありながら通気性を確保し、皺になり難い特性まで備えており、

    オールシーズン付き合っていくブレザーとして自信を持ってお勧めできるシリーズです。

    腰のポケットをどうするか、悩みどころでもありますが今回はチェンジポケットを合わせてより威厳のある雰囲気で。

    王道の濃紺ではなく、マイルドなブルーグレイにシルバーボタンを併せて涼しげな仕上がりです。

    ウールスラックスと併せてオンビジネス、デニムと併せてドレスダウンと、様々な場面で活躍してくれることでしょう。

    恵比寿店 須藤

  • Gingham

    投稿日:2018/07/01 10:53

    ギンガムチェック柄のジャケットのご紹介です。

    夏の日差しに映えそうなブルー×ホワイトのギンガム、

    カジュアルな柄をスタンダードなアイテムで引き締めても良し、ショートパンツやリネンシャツ等で思うさまリラックスして着ても良し。

    ともすれば単調になりがちな夏のコーディネートですが、ジャケット一枚で可能性が大きく広がります。

    白蝶貝のボタンで季節感たっぷりに、涼しげなジャケットが仕上がりました。。

    恵比寿店 須藤

     

     

     

  • Spectator Shoes

    投稿日:2018/06/24 13:55

    宮城興業オーダーシューズのご紹介です。

    コンビネーションフルグローブ、とりわけ白×黒・白×茶の内羽根式はスペクテイターシューズと呼ばれ、

    1920年代、スポーツ観戦の場で履かれていたカジュアルなディテールのようです。

    今回は弊社ようなメンズオーダー主体の店舗では珍しい女性のお客様ですが、

    前述のディテールもあってか、ともすれば重厚感が過剰になりがちなフルグローブを軽快に履きこなしていただけました。

    勿論男性諸氏にも大いにお勧めできるディテール。少し気分を換えた靴選びの選択肢として、如何でしょうか。

    SatoTaior恵比寿店 須藤

  • Drago

    投稿日:2018/06/11 16:33

    伊Dragoの生地を用いたスーツのご紹介です。

    イタリアはビエラ、高品質織物の一大産地に居を構えるこちらのメーカー。

    彼らの強みは何といっても「糸」、世に流通するSuper130`sクラス糸のシェアNo.1を誇るというから驚きです。

    こちらの生地はそんな贅沢な糸を縦横双糸の平織に仕上げたシリーズ。

    さらりとした涼感のある生地感ながら外連味の無い光沢があり、秀逸なバランスの生地に思えます。

    ダークカラーのチェック。ともすればこの季節には重たく見えることもある色柄ですが、

    生地感と軽快な仕立てで清涼感のある一着に仕上がりました。

    恵比寿店 須藤

     

     

  • Taylor&Lodge Mohair

    投稿日:2018/06/04 18:02

    英Taylor&Lodgeの高混率モヘア生地を用いたスーツのご紹介です。

    ウールに比べると硬質な光沢と触感が特徴のキッドモヘア。撚りの強いウールと60:40で平織に織り上げたこちらの生地は、

    鋭さを抑えた程よい光沢感とモヘアの持つシャリ感を存分に体感いただけるでしょう。

    今回お選びいただいた薄っすらと入ったストライプの柄も相まって、絣の着物地のような涼やかさが見て取れます。

    盛夏もすぐそこです。

    暑い夏に折角ドレスアップをするからには、周囲にも清涼感を与えられるような物も粋でよろしいのではないでしょうか。

    真夏の装いも、是非お気軽にご相談下さい。

    SatoTailor恵比寿店 須藤

     

     

  • 4PlySuits

    投稿日:2018/05/28 15:14

    伊CANONICO 4plyウールでスーツの御注文です。

    弊社店舗のみならず、雑誌他媒体でも注目度が高く、最早同社の顔役となったこちらの生地。

    当店ではスラックスの御注文が多く、多数のお客様に御愛用いただいております。

    ヘヴィな生地感からはなかなか想像しがたい通気性・生地特性からくる防皺性などスーツとしての仕上がりも上々。

    移動の多いビジネスマンのお客様も多数いらっしゃいます。トラベルスーツとして如何でしょうか。

    恵比寿店 須藤

     

  • SunCloth2(England)

    投稿日:2018/05/14 14:40

    前回に引き続き、今期の着用分として仕立てましたサンクロスのご紹介となります。

    こちらは英William Halsteadのそれ。ウェイトも打って変わって330gと、夏場にしては貫禄のある重さです。

    盛夏の仕様には少々の忍耐と根性が要りそうですが… 春から初夏、晩夏から秋口のシーズンのつなぎ目に活躍してくれそうです。

    少し渋みの効いたベージュをローマ・ダブルブレストのパターンで仕上げました。

    前回の物に比べると、縦糸のベージュに少量混じったグリーンの色調が強く出ているように思います。

    各社各様のソラーロ/サンクロス。初夏ないし晩夏に向けたスーツ・ジャケットに如何でしょうか。

    恵比寿店 須藤

     

  • SunCloth1(Italy)

    投稿日:2018/05/07 17:08

    サンクロスのスーツ。今期の着用分で製作いたしました。

    ソラーロ、或いはサンクロス。縦糸に緑がかったベージュ系統・横糸に赤系統の糸を配しており、主としてベージュの色味が現れます。

    光の具合等によって裏側の赤が微妙に浮き出たりと、不思議な色味が特徴の一着です。

    最早一般名詞化した感すらある「ソラーロ」の呼称ですが、元は英Smith Woollenの登録商標であるようです。

    今回は本家ではなく伊Tallia Di Delfinoの物。軽いウェイトと滑らかな生地感に惚れ込みチョイスいたしました。

    後日ご紹介いたします英系ミルのそれと比べると、光に当たった時の赤色の出が強いように思われます。

    軽さを活かしたナポリ大身返しの仕立て、3パッチポケットの少し力の抜けたディテール。今夏は大いに活躍してもらおうと思います。

    ある種の風物詩のようなもの、お仕事には難しいという方もカジュアルでのお洒落に如何でしょうか。

    各社各様のサンクロスを揃えてお待ちしております。

    恵比寿店 須藤

  • Smith Woollens 「Antigua」

    投稿日:2018/04/24 17:17

    英Smith Woollens 「Antigua」シリーズよりの一着です。

    イギリス生地で縦横双糸の平織となれば硬質な手触りが想像されがちですが、ウェイトは220gと軽量。

    少量混縫されたカシミアによってさらりとした手触りに仕上がっています。

    オーバーペーンに使われたオレンジ色に目を惹かれ一着分入荷してみましたが、

    ビビットな色味も外連味なく纏まり、スッキリとした仕上がりになりました。

    SatoTailor恵比寿店 須藤

     

  • Zegna Traveler 2

    投稿日:2018/04/17 11:59

    前回に続いてのご紹介。伊Ermenegildo Zegna Tlavelerシリーズの一着です。

    同社の中でも高機能性を売りにしたこちらのシリーズですが、イタリア生地らしい艶感も魅力の一つ。

    光沢を存分に楽しんでいただくのならばダークトーンの無地がうってつけです。

    オンビジネス~華やかな催し事にも、大活躍です。

    恵比寿店 須藤