STAFF BLOG
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Zegna Traveler 1
投稿日:2018/04/10 13:59
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Back to basic
投稿日:2018/04/03 17:35
英Harrisons of Edinburgh 「REGENCY」よりピンストライプスーツのご紹介です。
綾織りミドルウェイトのこちらのシリーズは同社では名作「FRONTIER」と並んで、通年向けとして扱われております。
しっかりとしたハリとウェイトがありつつも、平織の利点である通気性とマットな質感を前に出した「FRONTIER」に対して、
こちらは奥から滲むような外連味の無い光沢と、スーツとして仕上がった時の自然なドレープが魅力。
前者の得意とするシーズンを春夏秋とすれば、「REGENCY」は春秋冬が眼目でしょうか。
各シーズンに向けて特徴を押し出した生地も勿論魅力的ですが、まずはこういった「上質な普通」を体感してみるのも一手です。
癖のないスーツをお探しの方は、是非お手に取って頂きたい一品です。
恵比寿店 須藤
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ピークドラペル
投稿日:2018/03/27 11:12
ピークドラペル。お客様が普段目にすることが多くないためか平素の注文は決して多くはございません。
とは言え、決して特異な物ではなくクラシックなディテールの一つ。
今ではやや華やいだ印象がオンビジネスには敬遠されがちなところもございますが、
結婚式や祝い事等、ここぞという晴れのシーンで特別感を演出するのにうってつけです。
巾が細すぎると殊にモーダルな印象を持たれがちな襟型ですが、 弊社で注文可能なローマ・ナポリの何れも極端さを避けた仕上がりです。
上:ローマ 下:ナポリ(写真では判り難く恐縮ですが、個人的にはローマの方が中庸、ナポリの方が先鋭的に思います。)
少し気分を変えたオーダーをという際には挑戦されてみてはいかがでしょうか。
恵比寿店 須藤
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ダブルブレスト
投稿日:2018/03/19 10:47
ダブルブレストのジャケット。日々様々なお客様とお話ししておりますが、まだまだ羽織ったことも無いというお客様も多いようです。
トレンドに敏感な方々には今更という気もしますが、一昔前のダブルとは異なり昨今はソフト&コンパクトが主流。
今回は偶々サイズの近いローマ・ナポリ2種のパターンが店舗に揃いましたので、折角なので画像を並べてみました。
左上下:ローマ 右上下:ナポリ
こうして比較してみるとラペルのボリューム・カーブ等、如実に違いを比較いただけるのではないでしょうか。
パターンが違えば着心地が異なるのは勿論の事、同じダブルブレストでありながら印象の差異が大きく現れます。
ダブルを御注文いただくにあたっては、是非ご参考いただければと存じます。
恵比寿店 須藤
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Spring Rum
投稿日:2018/03/04 11:49
季節も漸う冬から春に移ろいつつありますが、それに伴い春夏シーズンのバンチブックの入荷が続くこの頃です。
個人的には例年に比べ強撚糸の物、所謂フレスコタイプが増えているように思え、英国調ブームの影響は小さくないのだなと感じます。
そんな中から今回は英Harrisonsの新作バンチ「Spring Rum」をご紹介いたします。
収録されているのは360g/m前後のスーツ生地に、470g/m前後のがっしりとしたブレザー向け生地。何れも無地の品ぞろえです。
以前ご紹介いたしましたCanonico「4Ply」と路線を共にしつつ、
原毛のうち約50%を占める、貴重なチェビオットウールの影響でしょうか。より野趣のある仕上がりに思えます。
柄が無い分あちらには無い多彩な色揃えが魅力。ネイビー系の多彩な色出しがとても秀逸です。
恵比寿店 須藤
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Signs of Spring
投稿日:2018/02/24 13:01
季節の移ろう時期ではありますがまだまだ寒い昨今、フランネルでの御注文も根強く続いております。
そんな中から英Harrisonsのウーステッドフラノを用いたスーツのご紹介です。
老舗FOXと同価格帯で押し負けてしまうと思いきや、彼方には無い現代的な色柄の影響でしょうか。
蓋を開けてみれば、当店での両者の売れ行きは拮抗していました。
今回のスーツもほのかに春を想起させるような素敵な色合いのブルーグレイチェック。
大胆な大きさのオーバーペーンも、仕上がってみれば殊の外まとまりのある印象となりました。
もうじき店舗のバンチブックも春夏物に切り替わる時期です。
秋冬物のお求め逃しがございましたらこの機会に是非ご相談ください。
恵比寿店 須藤
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Longing for Spring
投稿日:2018/02/10 11:24
伊Canonico、“Spring 4Ply”にてスーツを御注文いただきました。
4Ply撚糸とは、撚りの方向の違う2本の双糸をさらに撚り合わせて作られた物。
それを平織に仕上げることで、バネのような反発力と通気性に富んだ生地が織り上がります。
夏物に多く見られる平織ですが、4Ply糸の構成上多量の原毛が使われており390g/mのヘビーウェイト。
先述した通気性に加えて自重によるクリースラインの復元性も期待できることから、
出張等に便利なトラベルスーツとして年間を通してご利用いただけるかと存じます。
皺になりにくい強みからスラックス単品での御注文も多く、当店のお客様の反応も上々。
クラシックな色柄揃え故汎用性が高く、それでいて少し捻りの効いた生地をお探しの方には是非ご覧いただきたくあります。
恵比寿店 須藤
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William Halstead
投稿日:2018/02/03 10:50
英William Halsteadの生地を用いたスーツをご紹介いたします。
今回は控えめでクラシックなヘリンボーンをお選びいただきました。
330g/mのミディアムウェイト、ハリ感のある縦横双糸使い、シックな色柄揃え。
“それらしい”英国ウーステッドのお手本のような生地を体験してみたいという方に、このシリーズはうってつけです。
斯様に書くとつまらなく感じてしまうやも知れませんが、
英国流Understatementの精神・シンプリシティの美学が、一方には確かに存在するものです。
主役である着手をひきたてるのは、かえってこういったスーツなのかもしれません。
初めての英国生地という方は判断基準を設ける意味で。色々と試して来られてた方は基本に立ち返ってみる意味で。
お試しになってみては如何でしょうか。
恵比寿店 須藤
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Black Tie Required
投稿日:2018/01/23 10:55
御注文いただきましたタキシードのご紹介です。
礼装の類は時間と場所によって厳密な定義がございます。殊に、招待状にBlackTieの文字があった場合はタキシード一択です。
日が沈んでからの準礼装ですが、叙勲等を除いては正礼装の滅多に見られない昨今、ほぼ最上の装いと言ってよいでしょう。
細々としたルールの多い装いではございますが、裏を返せばそれさえ着てしまえば場の一員として溶け込める便利な服。
それだけに仕立ての違いが如実に表れる一着。こういったお品こそオーダーをご利用いただきたいものであります。
黒ないし極濃紺のウール地、こだわりのある方にはバラシアやドスキンといった素材をお勧めいたします。
華やかな場におけるスタンダードな装い、是非当店で御準備ください
恵比寿店 須藤
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1/22日 全店舗営業時間変更のお知らせ
投稿日:2018/01/22 16:25
平素は当店をご利用いただき誠にありがとうございます。
本日1/22日、悪天候の影響につき、全店舗の営業時間を18:00までとさせていただきます。
ご不便をおかけいたします事誠に申し訳なく存じますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
SatoTailor スタッフ一同